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 善光寺の北にある箱清水深田町は、大正期には料亭や置き屋が集まる花街だったと聞いてます。

 戦前、新潟から移住してきた曾祖父母は、切り売りしていた旧料亭の一角を買い、長男夫婦(祖父母)たちと新たな生活をスタートしました。そして母が生まれ巣立ち、その後祖母が一人となって96歳で大往生するまで住んでいた家も、空家となって3年。老朽が一気に進み、地震にも耐えがたくなりました。

 天井にむき出しの電気配線が妙に懐かしい昭和初期の家ですが、リノベーションして住もうか壊そうか、長く悩んだ結果、祖母の愛用していた桐のタンスや古い家具を配し、祖母が女手ひとつで子ども3人を育てる糧としていた「部屋貸し」の伝統(?)を受け継いで、善光寺や北信濃を訪ねてくる友人たちが気軽に泊まれる家をつくりたいと思います。

​ そして、目指すは信州の冬の寒さをものともしない自然素材の断熱材をふんだんに用いたゼロエネルギーハウス。

 

花時計と噴水の城山公園、県立美術館と東魁夷館、オットセイが鳴く城山動物園、少年科学センターなどなど散策ポイントが集まっています。

善光寺北門まで徒歩3分。忠霊殿を右に見ながら、表参道へアプローチ。昔はボート遊びのできたツバメ池も防火池の役目だけとなりました。

箱庭手入れ中のおばば
おばばの桐のタンス

西

善光寺鎮守の湯福神社、山の神温泉、長野西高等学校、リンゴ畑など、小高い丘に向かって散策ポイントが点在。善光寺平を望む丘まで続きます。

北の大峰山山麓には、桜並木続く「桜坂」、見晴らしの良い雲上殿、座禅のメッカ活禅寺,歌碑が並ぶ歌が丘、上杉武将を祭る霊山寺など見どころ満載です。

桜坂側から善光寺へアプローチ
箱清水北参道交差点
南外壁のトタンをはぐ
バルトのモデルハウス
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